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2006年5月8日(月曜日)

2.副施設長の役割と私が目指す副施設長について

カテゴリー: 20時58分01秒

具体的に副施設長の役割といってもよくわかりませんが、現時点で取り組まなくてはならないと思いつく事について書き出してみたいと思います。

まずは施設長としての母の仕事を勉強しながら、施設の現場をできるだけ早く把握し、その問題点をみつけ、どのようにしたら改善しより良いサービスを利用者に提供できるかという事を考えていきたいと思っています。特に、すでにオープンしてから2年以上経過しているのにもかかわらず、現在とても殺風景な施設内全体のインテリアについて、さらに今後、できるだけ早く取り組まなければならない従来型施設におけるユニットケアを進めていくためにも、職員の意見を聞きながら検討していきたいと思っています。

他に副施設長としてというよりは、私が出来るだけ早く手がけなくてはならないと思っているのは、施設オープン当時から母にたのまれていたのにも関わらず、のびのびになってしまっている施設のホームページの作成です。たまたま研修中に、福寿園でホームページ作成委員会がはじまり、どういうプロセスでこの課題を進めていけばよいのかという事を、委員会に参加させていただいてとても参考になりました。

このホームページによる情報の開示とともに、地域との交流に目を向けたいと思っています。例えば、もっと福祉を身近に感じてもらうために地元の人々が気軽に施設に立ち寄れるようなイベントの企画や、同時にボランティアを増やす活動をしたいと思います。

介護報酬が減収する中で人件費の問題から職員の数を増やすことは難しく、そうなると一般のボランティア活動がこれからの福祉の大きな助けになると期待されているという話を施設長からお聞きしました。特に、夜間災害時の人命救助など、夜勤者が少なくこれ以上増やすことも経営上難しい状況時は、どうしても近所の協力を期待して頼らざるを得ないといいます。こういう緊急時のためにも日ごろから地域と交流し、関係を深めていきたいと思います。

また、特養の閉ざされた空間はある意味、近隣の核家族化している新興住宅地の住民には無縁であり全く興味が無いものでしょう。しかし、あるきっかけを提供することによって、自然に福祉の世界を知ってもらい、近所の子供たちにとっても福祉に関わることが日常の中で普通の事になるとよいなと思います。

 ところで、つくばには、筑波大学があるせいか他の地域とくらべると病院がとても多く老健も多いそうで、そのため利用者の確保の競争がとても激しく厳しいと聞いています。

そういう中で生き残っていくにはどのようにしたらよいのかと考えると、母の信念であり、施設の信条である「家族介護」というものを職員と一丸になって目指しながら、より魅力あふれる環境を作ることだと思います。

家庭で、家族といてとても落ち着くのはなぜだろうと考えると、家族は十分に自分を理解してくれていて、いちいち説明しなくても自分のペースで生活できるようにさりげなく支援してくれているからではないかと思うのです。施設でいう家族とは、「擬似家族」、それは職員ひとりひとりが入居者の事をより深く理解し、ユニットで生活をするのに、その方のペースを乱すことなく、安心して快適な生活を営むことができるような支援を家族さながらに提供していくということだと思うのです。

1年間の研修で、南相馬福祉会の法人の職員の皆さまから学んだ事をいかしながら、今後は利用者中心の介護ができる人材育成と環境づくり、そして互いを思いやる心のゆとりを施設の皆が持てるような環境整備と経営を副施設長として目指し、努力していきたいと思います。

 

【 前島 未希 】


1.私の考える施設管理者として求められる管理者像について

カテゴリー: 20時56分32秒

テーマについて考えながら、施設で研修してきた1年間を振り返ると、施設には毎日大小さまざまな事故や問題があり、その中で特に介護における問題というのは、利用者と介護者の毎日の生活の中から限りなく出てくるものなのだなと、ヒヤリハットの報告を聞くたびに感じました。

この中で学んだのは、問題が起きた時に誰がどのように対応するか、管理者が判断する責任の重要性についてです。この判断をあやまると小さな事が大事にもなりかねない危険性があること、また同じような事故を繰り返さないための職員への周知徹底など、問題の解決のみならず すばやい対応が重要なのだということを感じました。

研修中に施設長や事務長から何度か聞いたことは、管理者の立場としての 職員との距離の難しさと、管理者の孤独についてです。遠ざけすぎても、相談事のしにくい管理者ということになるだろうし、近すぎても良くないといいます。  

ただ、こういう話を聞いても今の私にはピンと来ないのが正直なところなのですが、先日、他の法人からの事務員の研修があり一緒に参加させていただいた中で、上のものが下のものの話を聞いてくれないという職員の皆さんの話を聞きながら、父から聞いた話を思い出しました。

それは、父が会社で社内アンケートを行ったところ、その中で「社長は社員を仕事の道具としか思っていない」という回答があり、無記名のアンケートでしたが、毎日社員から上がってくる書類で社員の文字を見慣れている父には誰からのものかはすぐにわかったそうで、父の長い経営者としてのやり方は間違っていたのだろうか?と思わず人生を振り返り、改めて社員との距離感の難しさと人を使うことの難しさを実感したという話です。

研修を通して、それぞれの立場にならないとわからない苦労というものが必ず存在すると感じましたが、最終的に管理者として何かの決断を迫られたときに何をどこまで考慮していくか、その判断のためにも一つ一つの経験を積み重ねながら、また各事業所の職員の話を常に聞くように心がけるような姿勢も、施設管理者として求められる事の一つだと思いました。

さて、4月から再び改正される介護保険制度をみると、事業の小規模化がますます進められ、利用者さん一人ひとりに対するきめ細かなサービスが求められているようです。

このような個人のケアを考えた時、ふと、ピカソなどに代表される絵画の「キュビスム」の考え方を思い出しました。その考え方というのは、例えばリンゴを描く時に、静物としてリンゴをセッティングしてある一定の方向から、例えば横からだけ見てじっくり描いたものが本当にそのリンゴそのものの形なのだろうか?という疑問から、一つのリンゴを上から真横から、斜めからと様々な方向から見て描き、そのあらゆる角度から描いた形や線を組み合わせて一つの画面に納め、そこにあるそのリンゴの本当の姿を表現し描くというものです。

これは、利用者さん11人にも言えることだと思いました。ある一定の立場から見た姿、また現状の姿だけがその方の全てなのだろうか?ということです。こだわれば様々な角度や視点から個人を見つめ、たくさんの選択肢の中からその方によりぴったり合ったケアを考えることができるかもしれません。

今後、より良いサービスを利用者に提供するために努力をするには、まず、質の良い人材が集まる環境を整備し人材を育てること、そして人材をこちらから求めるばかりでなく向こうからここの職場で働きたい!と集まってくるような魅力のある職場環境を整えること、この理想を少しずつでも実現していく努力をし続ける事が、私の考える施設管理者として求められる管理者像だと思います。

【 前島 未希 】





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