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2012年12月13日(木曜日)

小規模多機能型居宅介護とは

カテゴリー: 10時49分12秒

■■■特別養護老人ホーム万葉園■■■

 

 南相馬市総合福祉計画(暫定版)において、小規模多機能型居宅介護事業所の整備が位置づけられており、12月14日まで開設を希望する事業者の公募を行っており、平成25年10月頃の開設をお願いすることとしています。事業所が開設されれば相双地区では初の事業所となりますが、皆さんにとってあまり聞き慣れない介護保険事業所ではないでしょうか。

 小規模多機能型居宅介護とは、1箇所の事業所で「通い」を中心に、ご本人の様態や希望に応じて「宿泊」、「訪問」といったサービスを組み合わせて、「自宅で継続して生活するために」必要な支援をしていきます。「通い」で顔なじみになった職員が「宿泊」や「訪問」の際にも対応することが特徴です。介護保険サービスでは、「通い(デイサービス)」「宿泊(ショートステイ)」「訪問(ヘルパー)」をそれぞれ違う事業所で違う職員からサービスを受けるのが一般的ですが、同じ場所で同じ職員から多様なサービスを受けることができることから、環境の変化に敏感な高齢者(特に認知症の方)の不安を和らげることが期待されています。また、小規模多機能型居宅介護では、「通い」「宿泊」「訪問」といった各サービスの内容は細かく定められていません。一人ひとりの生活が異なるように、支援の内容も異なり柔軟に支援されます。事業所は、新たに建築されることが多いのですが、既存の民家を改築して利用されることも少なくありません。そのほうがより家庭的な環境での支援が可能となるからです。以下には、利用の概略を記載します。

 【利用定員】

  登録定員     25人以下

    通いサービス   15人以下(登録者のみ利用可能)

    宿泊サービス    9人以下(登録者のみ利用可能)

    訪問サービス   登録者の居宅を訪問し、居宅においてサービスを行う

 【利用料】 

    利用料は1ヵ月単位の定額制で、サービス費用の1割を負担することになります。

    食費、宿泊費、日常生活費(おむつ代など)などが利用者自己負担となります。

     小規模多機能型居宅介護は、その名のとおり多様な機能を持つことからその普及に大変な期待が寄せられていますが、厳しい事業運営であることが現状です。平成22年度の実態調査では、全国の事業所の半数が赤字経営となっています。要因は、多様なサービスを提供することから多くの職員数を確保することが必要となるがその現状に見合った介護報酬となっていないこと、登録者数が増えないことが挙げられています。介護報酬の低さは小規模多機能型居宅介護だけの問題ではありませんが、特に低い報酬設定となっています。さらに小規模多機能型居宅介護事業所に登録した利用者はその他の事業所の通い、宿泊、訪問サービスを利用できないことになっており、このことに不便さを感じることから登録者が定数に満たない事業所が多いようです。とはいえ、44%程度の事業所では黒字となっていることからこれも事業所の工夫次第なのかも知れません。

     当法人が石神地区に整備している認知症対応型共同生活介護(グループホーム)も順調に進行しており、計画通り平成25年3月には開所できる予定です。認知症高齢者がなじみの地域でその人らしく生活を継続することができるよう支援するとの理念から整備される認知症対応型共同生活介護と小規模多機能型居宅介護が整備されることは、認知症高齢者を抱える家族や本人にとって待ち望むことであり、今回の公募に多くの事業者が応募してもらえればよいと切に願っています。

 

万葉園施設長  菅原





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