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2009年11月20日(金曜日)

【グル−プホ−ムたんぽぽのスプリンクラー設置工事が始まる】

カテゴリー: 17時52分41秒

■■■特別養護老人ホーム万葉園■■

 9月25日開催の理事会で承認を得たグル−プホ−ムたんぽぽのスプリンクラー工事が、本格的に始まった。

 施設長GH1

足場を設置しての工事

 

この工事は、平成18年1月8日に長崎県のグループホームで発生した火災により多数の入居者の方々が焼死され、これを機に認知症高齢者グループホーム等の社会福祉施設の防火安全対策等の強化の観点から、消防用設備等の設置基準が見直され、平成19年6月13日に消防法施行令が改正された。

この改正により、延べ床面積275岼幣紕院ぃ娃娃悪嵬にの小規模の福祉施設についてもスプリンクラー設備の設置義務が課せられ、経過措置により平成24年3月末日までに対象施設は設置することになる。

たんぽぽは、平成14年12月に開設し、延べ床面積が350屬箸いΔ海箸如当時はスプリンクラーの設置は義務ではなかった。

しかし、近年の社会福祉施設においても甚大な被害をもたらす火災が発生している。検証してみると。

 

1、平成18年1月8日

  長崎県大村市  認知症高齢者グループホーム

          建物全焼  死者7人、負傷者3人

2、平成20年6月2日

  神奈川県綾瀬市 知的障がい者施設

          1棟全焼  死者3人、負傷者1人

3、平成20年11月13日

  宮城県仙台市  有料老人ホーム

          1棟部分焼 負傷者33人

4、平成20年12月26日  

  福島県いわき市 小規模多機能居宅介護事業施設

          鉄骨作り2階建て 

          25%焼損 死者2人、負傷者3人

5、平成21年3月19日

   群馬県渋川市 有料老人ホーム

          2棟全焼、1棟半焼  死者10人、負傷者1人

  上記の通り、多くの施設利用者が犠牲になっている。

 

 

グループホームの利用者が夜間の火災などで犠牲者が多くなってしまう原因として、スプリンクラーのように火災発生時に有効な消火設備が設置されていないことや少数であると思うが防火管理者を選任せず日頃の防災訓練が実施されていない施設もあると聞く。しかし、職員からみた最大の不安は夜勤者が1人という問題である。

特別養護老人ホ−ムであれば、夜間の配置基準は、定員50人で2人、100人で4人の職員を配置することとなっている。他に宿直者(管理人)として1人を配置している施設がほとんどである。

グループホームは、現在1ユニット(1つの建物)の定員が9人程で、2ユニットまでの設置が一般的に認められている。2ユニットであれば利用者が18人程度になる。

夜勤者の配置基準は、1ユニットの施設でも2ニットの施設でも1人である。

もし、1人で夜勤をし、18人の利用者があり、設置場所が民家もない山間地に位置し、木造建築の建物から出火した場合、だれも駆けつけてくれない条件の中、パニックの中で初期消火を失敗し、炎が天井まで燃え上がり、停電による暗闇の中で消防に通報し、2つの建物で睡眠を取っている18人の利用者(車椅子利用者の方もいるだろうし、認知症状により誘導なくして避難できない方がほとんどである)を、スプリンクラーもなくどんどん延焼し、呼吸もできないくらいの煙が充満する中で、1人の夜勤者(女性職員の比率が高い中)が無事に全員を避難させる事は、大変厳しいものがあると思われる。

当施設のたんぽぽは、1ユニットの施設で、併設する特別養護老人ホ−ムがあり、夜間でも4人(管理人1人を含む)の職員が避難対応できる。また、設置場所が住宅街であり近隣住民の方々に非常災害協力員として災害時に利用者の避難のため協力いただけるよう委嘱を行い、避難訓練などにも参加をいただいている。今回、スプリンクラーを設置することができるが、これでも絶対ということはないと思う。また、今回の改正では面積が275岼焚爾了楡澆魯好廛螢鵐ラーの設置の義務はない。資金の問題もあるが、なにかあってからでは遅い。早めの設置が必要と考える。

今回の工事でご利用者には迷惑を掛けている。夜間はグループホームに戻り食事や睡眠はこれまでどおりできるが、2、3日間、日中は特養の食堂や近くの老人福祉センターで過ごすことになる。職員たちにも変わった環境の中での生活になることから、利用者の皆さんが過ごしやすい取り組みや環境を整えていただいた。利用者の皆さん、もう少しの間ご協力をお願いします。

 

 施設長GH4  施設長GH2   

 紙芝居を楽しむ            動物の訪問による交流

 

【文:万葉園・たんぽぽ施設長 大内】





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