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2009年10月26日(月曜日)

新型インフルエンザの脅威と危機管理

カテゴリー: 16時41分56秒

■■■特別養護老人ホーム福寿園■■■

 2009年4月にメキシコやアメリカでの流行が確認された新型インフルエンザ(A/H1N1)は全世界に広がり、同年6月12日WHOは最高レベルのフェーズ6を宣言した。日本でも5月に発生が確認され、今夏から急激に感染者数が拡大、10月14日現在、国内での感染者数が61,583人(死者27人)とのこと。冬場に向かっての大流行が懸念されている。
 新型インフルエンザは季節性インフルエンザと同様に飛沫感染が主要な感染経路で、潜伏期が1〜7日(中央値3日〜4日)、発熱に始まり、咳、鼻汁症が見られるなど基本的には季節性インフルエンザと区別できないが、新型インフルエンザは発病当初軽症であっても、第5〜6病日からウイルス性肺炎や脳症を併発し、急激に重症化することがあり、妊婦や基礎疾患を有する方は重症化のリスクが高いとされている。しかし、基礎疾患のない健常者の40%が重症化しているというアメリカの症例もあり、基礎疾患の有無だけで重症化を予測することもできない。日本でも重症化防止を目的に厚労省のワクチン接種基本方針により、10月19日から医師や看護師などの医療従事者を最優先にワクチン接種が始まった。
 本県でも10月21日から接種が始まったが、自分はいつから打てるのか、どこで打てるのか、助成はあるのかなど、これら情報はまだ何も示されていない。例年10月下旬から11月がインフルエンザ流行のピークであるが、高齢者への一般接種は翌年になる模様。
 介護施設など社会福祉施設における新型インフルエンザへの対応については、厚労省から「社会福祉施設等における新型インフルエンザ対応について」が示されているが、言うまでもなく、社会福祉施設の利用者は、乳幼児、高齢者等をはじめとして、いったん感染した場合の重症化のリスクが高い人が多く、しかも福祉サービスは、利用者やそのご家族にとっては生活を維持するうえで不可欠のものであり、社会的使命上、安易にサービス提供を停止することができない。同時に、そのサービス提供は、長時間、多数の人と高密度の接触が必要であり、職員は家族を含め自らの感染防止とともに利用者への感染には万全を期しつつ、サービスの安定供給を確保しなければならないという他事業分野とは異なる特有の困難な課題があり、当然に優先接種に位置づけられるべきものではないかと思う。
 新型インフルエンザに限らず、感染症対策を実効性のあるものにするために、私たち施設では、国内での新型インフルエンザの流行を受け、早くから県外、県内発生時の対応等、適時適切な防止対策の体制づくりをしてきた。日ごろから感染防止対策委員会を定期に開催し、正しい科学的な知識に基づく、理に適った取り組みを徹底して実行している実績があり、今回の新型インフルエンザの対応に当たっても、来園者のご協力をいただきながら全職員に常時マスク着用と指手消毒、うがいを励行させ、施設利用者から1人の感染者も出さない取り組みを組織的に実施してきている。介護も医療と同様に「人命の確保」を最優先に考え、日頃から危機管理意識を職員全員で共有することが最大の防止策ではないかと思う。
                     【文:福寿園施設長坂下】





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