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2009年5月14日(木曜日)

【一般特養でも地域の人が地域の施設を利用できるシステムは作れないのか】

カテゴリー: 15時21分11秒

■■■特別養護老人ホーム万葉園■■■

 

 住み慣れた地域で、その人がその人らしく生活できるサービスとして地域密着型サービスが創設された。

 

 そのサービスの中には居宅での日常生活を営むことができるようにと24時間の夜間対応型訪問介護や認知症の方々が利用できる認知症対応型通所介護、訪問、通い、泊りの機能を持つ小規模多機能型居宅介護の他に、居住施設である認知症高齢者のグループホームや定員規模が29人以下の特別養護老人ホ−ムがある。

 

 地域密着型サービスの制度として事業所を開設する許可や指導は保険者である市町村であること。原則として保険者の市町村の住民が利用できることになっている。このことから理念の住み慣れた地域でという表現になっている。

 

 定員が30人を超える特別養護老人ホ−ムは、地域密着型サービスには位置づけられないことから許可や指導は原則、都道府県であり地方都市の南相馬市鹿島区の万葉園には、北海道であろうと沖縄県であろうと申し込みが出来、施設はそれを拒むこと、差をつけることはできない。

 

 これまで、特別養護老人ホ−ムに係ってきて多くの皆さんに問いかけられた。なぜ、南相馬市鹿島区に行政も建設費を支援し土地も提供したのに鹿島区の利用希望者を優先して利用させないのかという問である。

 

 これについては、基本は制度がそうであるからということが正確な解答でないかもしれないが建物を作る場合、その市町村だけが建設費を出しているのではなく国県の補助金も投入されている。介護保険の費用についてもその市町村だけの財源で運用されていないことから、自分の市町村だけ利用させるということは公平でないのかもしれない。

 

 私が住む相馬地方の市町村は、15年ほど前は、2市3町1村で特別養護老人ホ−ムが設置してある市町村は2つで、数も2施設であった。現在は6つの市町村に全て施設があり、数も8施設となっている。基本的には、空があれば自分の住む市町村の施設を利用することができるのである。

 

 当万葉園の現況を見ると50人定数に対して鹿島区の利用者は38%の19人である。なのに鹿島区の待機者は48人にもなる。

 

考え方として、施設立地の利用者を優先すれば、特別養護老人ホ−ムを持たない市町村の利用者は順番がなかなか来ないことになる。

 

 現在、特別養護老人ホ−ムの入居順番は優先入所の基準により認知症状や介護者の状況などに点数をつけ、点数が高い人から順番に入居するという制度である。

 

 しかし、現在はほとんどが住みなれた地域に施設があり、不足すれば市町村ごとの保健福祉計画により施設を整備することができる。

 

 利用者にとっても家族にとっても地域の施設を利用したいとの願いがある。全ての定数利用者を地元の人だけとは言わないが、定数のある程度の割合については、居住地加点のような点数を設け優先入所基準に反映できる制度は間違っているのだろうかと考える。人口規模の小さな市町村の実状も考慮した上で、住み慣れた地域で、住み慣れた地域でというのであれば、その地域の施設を利用することが、その人にとっても家族にとっても幸福に繋がると考える。

 

【文:万葉園・たんぽぽ施設長 大内】





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