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2016年11月19日(土曜日)

【地域における専門職の関わり】

カテゴリー: 23時48分47秒

■■■特別養護老人ホーム万葉園■■■

 10月29日、いわき市において開催された、「福島県地域リハビリテーション研究大会」が開催されました。地域包括ケアシステムの構成の一つである、高齢者が自らの手で運営するコミュニティ作りや介護予防のために活動する場所つくりが、県内でも広がりを見せています。これらの活動にリハビリ専門職がどのように関わっているのかについての研究発表で、南相馬市から「浜通り訪問リハビリステーション」が「週一サロン事業」への関わりについて発表するとのカリキュラムあったことから、興味があり参加してみました。

 南相馬市では、介護予防事業として、「元気はつらつ教室」、「フォローアップ教室」、「楽らく健幸教室」を実施しています。それらの教室の卒業生を中心として、身近な地域等で週1回程度の運動サロン「週一サロン」が市内に10か所程度立ち上げられています。このサロンは、住民主体で運営されており、そこに介護予防サポーターが参加し、体力測定や問題発生時には保健師等の支援を受けながら活動しています。この活動に浜通り訪問リハビリステーションの理学療法士が、講話・運動指導・個別指導や相談といった項目で関わりを持つことで、/搬両祿欧箚慇當砲里△詈やリスクのある方の運動継続支援を行うことができる、定期的な健康運動講話により運動への意識が高まる、G知症の方などへの対応方法を介護予防サポーター等に指導ができることで誰でも参加・継続できる、ことなどが期待出来るとしていました。他の研究でも、リハビリ専門職が地域住民の活動の場に直接関与することで、期待される活動効果をより高位に高めること、活動が継続するなどの成果があると発表していましたが、まさに、専門職が関わることの重要性には共感します。地域住民が主体となった活動であっても、活動の成果が実感できなければそれらの活動は継続しないことは明らかです。介護保険事業者である浜通り訪問リハビリステーションのスタッフがサロン活動に参画していることは大変意義のあることであると思います。

 これに先立ち、27日〜28日には、地域住民の居場所つくりの先進地として、群馬県富岡市を法人役職員15名で視察しました。当法人が、今後、南相馬市でも展開される地域つくりにどのように関わることができるのか、関わるべきなのかについて学ぶことが目的でした。富岡市は人口57,000人ほどで南相馬市と同規模ですが、すでに17カ所の活動拠点が整備され、更に増えつつあるとの事でした。特別養護老人ホームの施設機能を、活動拠点として地域住民に開放することにも取り組んでいますが、敷居が高いのか認知度が足りないのかまだ、具体的な活動には至っていないとのことでした。

 医療・介護資源が極端に減少している南相馬市ですが、それでもそれぞれの事業所には、多くの専門職がいます。医療・介護資源が少ないのであれば、医療・介護を必要とする人を少なくするしかありません。医療・介護予防に力を入れざるを得ません。自事業所の本業をおろそかにというわけではありませんが、専門職を抱える事業所は、外部にも積極的に目を向けて、医療・介護予防の取り組みに参加させることで、医療・介護を必要とする人を新たに生まないことの効果が期待でき、少ない医療・介護資源を有効に活用することに繋がって行くことではないかと感じています。

【文:施設長 菅原】





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