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2015年7月2日(木曜日)

伊予松山を訪ねて

カテゴリー: 15時12分46秒

■■■ 特別養護老人ホーム福寿園(事務室) ■■■

 

 6月7〜9日、愛媛県老人福祉施設協議会主催の第11回愛媛県老人福祉大会の分科会「防災・リスクマネジメント」の講師として松山市を訪問いたしました。

 愛媛県老施協は、昨年8月に1,000キロの道程をバスで来県いただき、当福寿園にも来園いただき、利用者との交流と被災を受けた私たちに励ましを届けていただきました。そのような機会があったことから今回の声がかかったのだと思っています。

 私たちは、震災と原発事故を経験したことから、特に原発事故での避難の過酷な現実をお話しし、参考にしていただきたいとの思いでお話をさせていただきました。

 愛媛県は、火山もなく雪も降らない。台風でも大きな被災を経験していない。大きな地震もなく防災意識はあまり高くないとのことでしたが、私たちの福島県浜通り地方も地盤が強く大きな地震がないので原発が誘致された安全な地区という意識で、あのような大きな津波が来るとはだれも予想していないし、原発が爆発するなどとは想定外のまた想定外の話でした。

 某新聞の南海トラフ地震の被害想定で、愛媛県を検索すると最大震度6強(南相馬市6弱)、最大津波21(南相馬市15m前後)、津波到達時間46分(南相馬市54分)で私たちが受けた被害よりもっと深刻な数値となっており、佐多岬にある伊方原発の事故が心配になります。30キロ圏内には、7市町、13万人の住民がおり、岬の住民は、船で大分県に避難する計画も立てられているとのことでした。

 福島原発の経験により当時の混乱はだいぶ回避されるとは思いますが、鹿児島県の川内原発などの避難計画などを見ると不安が増すばかりです。

 今回の講演で、自分自身の考えを纏める機会を作っていただきました。資料をダウンロード(防災・リスクマネージメント)に添付いたしますのでご覧ください。

 

           【 南相馬福祉会常務理事・福寿園施設長 大内 敏文 】





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