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2013年7月23日(火曜日)

「もう一つの甲子園」胸が熱くなった小高商業高校吹奏楽部のミニコンサート

カテゴリー: 11時47分21秒

夏の風物詩、夏の高校野球福島県大会が7月11日に開幕した。
話題の一つとして、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故のため部員が集まらず一つの高校だけでは出場できない双葉高校(双葉町・いわき市移転中)と相馬農業高校(南相馬市原町区)の2校で編成する連合チーム「相双福島」が出場している。連合チームはこれまでも出場しているが残念ながら1勝の壁は高く悔しい戦いを見せてきた。
しかし、今年は3回戦まで進み、第5シード校の小高工業高校(南相馬市小高区)との延長13回まで激戦を繰り広げ惜敗し25年の夏が終わった。
 
私たちが住む福島県の浜通り、相双地区は強制的な避難を強いられ今も他市町村の仮設住宅や借上げ住宅で避難を続けている者が多数いる。南相馬市小高区、飯舘村と双葉地方にあった高校や生徒は地区外の仮設校舎やサテライト校で高校生活を送っている。これまで、部員が集まらず大会や試合に出場できないクラブや部があることは承知していたが、今回、福寿園を訪れてくれた吹奏楽部のことは恥ずかしながら頭の片隅にもなかった。
 
今回、来園してくれた理由に8人しかいない部員で一生懸命活動をしてきたが、部員不足で大会に参加できず発表の機会がないということで、ミニコンサートが実現した。特養福寿園、ケアハウスさくら荘の利用者が童謡、唱歌などの懐かしいメロディーにうなずきながら美しい旋律に聞き入った。
3年間の高校生活で「みんなの前では泣けないけれど、人の影で泣く経験は、人を大きく成功させる」と信じている。この部員8人の精力的な活動に対して将来の人生に輝かしい栄光につながることを祈ってミニコンサート開催の御礼としたい。

小高商業吹奏楽部                                                      発表を喜び演奏する部員と顧問の先生方

小高商業吹奏楽部                                               懐かしそうに手拍子しながら聞き入るご利用者

no title                                            「演奏の機会をありがとう」とあいさつする部長さん

【福寿園施設長  大内】

 


小高区の特別養護老人ホーム梅の香災害復旧工事、第1回工程会議が開催される

カテゴリー: 11時26分13秒

3.11の大震災と福島第一原子力発電所の事故により警戒区域となった小高区、梅の香の災害復旧工事が着工され第1回の工程会議が開かれました。
設計管理の邑建築事務所、施行業者の中里工務店、施主の南相馬福祉会の関係者で来年2月末日までの工事の基本工程、工事に対する要望・注意点の確認、業者からの質疑等を確認し、今後月2回の工程会議で進捗を確認しながら工事を進めることになりました。

梅の香の被害状況は下記の写真のとおりですが、現在も水道は使えず、トイレも使えない状況です。また、長期の放置や雨漏りによる建物の損傷で2日間の清掃で施設から出たゴミが1トンパック(袋)、70個、これから工事で出ると予想される量が、700〜800袋、この廃棄物を運び込む借り置き場がなく、工事敷地内に一時保管しながら工事を進めるという問題が出てきました。工事に関しても様々な問題がありますが、再開に向けた問題があまりにも大きく「だいじょうぶだ〜」の口癖の私も弱気になることがあります。
 
今一番求めたいのが、職員が安心して働ける原発の安定と早期廃炉であります。他にもさまざまな課題があります。早期の除染、再開に必要な70人の職員の確保、開業医がいない町で協力病院、嘱託医の体制の確保、見通しが示されない避難区域の解除の時期、不透明な小高区民の帰還状況等、問題が山積みしていますが、鹿島区、原町区で経験した復興の中で介護事業所の再開は市民が生活する上での絶対条件であることを学びました。
どんなにつらいことがあっても成し遂げなければならない宿命と思って一歩一歩進んでまいりたいと思っています。

 

工程会議での現場確認 何もなかったように立つ梅の香全景
工程会議での現場確認                何もなかったように建つ梅の香全景 

ユニットの状況 雨漏りによる黒かびに覆われた廊下                                      ユニットの状況                      雨漏りによる黒かびに覆われた廊下

地盤沈下した玄関 黒かびに覆われた厨房                                                地盤沈下した玄関                   黒かびに覆われた厨房

雨漏りにより崩れ落ちた壁                                                      雨漏りにより崩れ落ちた壁               

【福寿園施設長  大内】


2013年7月18日(木曜日)

石神事業所開設

カテゴリー: 10時18分53秒

石神事業所開設

この度、平成25年3月に石神大木戸地区にグループホーム石神、石神デイサ−ビスセンターを開設し、早いもので4ケ月が過ぎました。グループホームは職員不足により2ユニットの内1ユニット9名の開設のみ、デイサービスセンターも利用定員の25名は満たせない状況ではありますが、地域に根差した事業所を目指してスタートしております。
 地域の方との協力体制におきましては、グループホームの実施するサービス提供の活動状況の報告に対しての評価並びに意見、要望、助言等サービスの質の確保に資する役割を担っていただく運営推進委員、施設近隣にお住まいで火災等の非常時に利用者の迅速な避難誘導協力の為に駆けつけていただける非常災害協力員など、快く引き受けてい頂いております。また、民謡、踊り、マジック等たくさんのボランティアの方の協力もあり、利用者様の笑顔を引き出していただいております。
 大木戸近隣には仮設住宅が建設されているため、地域ぐるみの事業として、地域づくり総合支援事業「南相馬避難住民・地域住民の絆で結ぶ地域づくり事業」が計画され、さまざまな事業が予定されています。当事業所も実行委員に加えていただき、少しでも地域に根差した施設として貢献出来るよう努めたいと考えております。8月15日(木)に予定されています牛越仮設住宅駐車場及び大鹿の田んぼで実施される「復興絆盆踊り・花火・火祭り」では模擬店「クリームあんみつ」を予定しています。
 二つの事業所の利用者様が安心して心地よく過ごしていただける施設、そして地域の皆様と上記の支援事業のような絆が結ばれる施設にしていきたいと願っておりますのでよろしくお願いいたします。

  【グループホーム石神・石神デイサービスセンター施設長 高玉】

 

 





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